世界遺産の街、ルアンパバーン!
バンビエン〜ルアンパバーンの移動
この街には80の寺院が点在し、仏教徒が信仰を深める。
前回の記事ではラオスの首都ビエンチャンからバスで4〜5時間かけバンビエンに移動。
今回はバンビエンから6〜7時間かけてルアンパバーンに移動した。バス代は80000Kip(約1000円)
バンビエンからのバスのピックアップは朝7:40で8:00出発とのこと。7:30には外に出てピックアップを待つ。
前回の記事で紹介した旅人かずひろと同じ場所(宿のカウンター)でルアンパバーン行きのチケットを予約して同じ時間のピックアップ時刻を指定された。
8:00になってもピックアップは来ない。8:20になってようやくピックアップが到着。しかし、かずひろだけがピックアップだ、といわれる。
「へぇー、同じ場所で予約したチケットでも違うバスになることもあるのか」と不思議に思いつつ、日本人の友人との別れを惜しむ。
その後、いくら待ってもピックアップが来ない。
すると、宿のおばちゃんから「大変!さっき、あなたの友達を乗せて行ったバスがあなたを乗せ忘れたみたいなの!私がバスまで追いつくから早く車に乗って!急いで!」と言われ慌てて車に乗り込む。
う〜ん、さっきピックアップのバスに乗り込もうとした時に思いっきり「オマエは違う。ソイツだけだ!」と言われたんだが…
宿のおばちゃんの車がバスに追いつくとそこにはかずひろがいた。
まさかの展開・再会に喜ぶ2人。笑
バスに乗り込むと予想外にバスは高級そう。上にクッション的なものがついていて少し
広い。2人してこれは当たりのバスだと喜んでいた。
しかしその後すぐにバスが少し豪華な理由が判明する。
他の旅人のブログを参照してみるとバンビエン〜ルアンパバーンの道路事情はかなり悪いということで有名らしい。
序盤2時間はかなりのbumping road。眠っていると上下の振動でバスの天井や窓に頭を打つ。
バスの天井にクッション的なものがあって当然なのだ。
…頭を打つ前提の道なのだからw
その後、バスは途中で沿道の人を拾ったりしながらルアンパバーンまで向かう。
(30分停車してバイクの搬送を手伝わされたりもした。この積載方法は法的にというよりも安全的に大丈夫なのだろうか。笑)
序盤の道に比べると後半の道はマシになった。バンビエンでまさやさんから聞いた話だとラオスの道路舗装率はアフリカ諸国より低く世界的に最低水準らしい。
その話、身をもって理解した。笑
ルアンパバーンでは3日間かずひろと一緒に行動した。
トゥクトゥクで片道1時間の道を行き、クアンシーの滝を訪れた。
滝壺の近くまで観光客が行けるようになっている。
また、ナイトマーケットを訪れたりもした。
ただ、ルアンパバーンが世界遺産に指定された由縁とも言える寺院には結局行かなかった。
「東南アジアの寺院に飽きた」という、なんとも趣のない男2人である。笑
ルアンパバーンに3泊して出発する日の早朝6時ごろ、お坊さん達の托鉢の行列を見た。
鮮やかなオレンジの法衣をまとった彼らに、米などを喜捨するラオス人に信心深さを感じた。
ラオスのまとめ
やや駆け足気味にまわってしまったラオスについて少し。
人々はおつりは必ずキッチリ返してくれるし、たとえ言葉(英語)が通じなくても非常に親切な対応をしてくれる。
ゆったりとした時間を過ごせる国、ラオス。
あるタイ人夫婦(2人ともタイの大学教授)に言わせれば、「ラオスの人々はタイの人々に比べてお金!お金!という感じではなく、まったりとしているように思う。」とのこと。
ラオスで街歩きや寺院巡り、または自然系アクティビティに興じてみるのもよい。
再び訪れたときはもっとゆっくりできれば…と思う現在はルアンパバーンからビエンチャンに10時間のバス移動を済ませたところ。
明日の17:00発の寝台列車でバンコクに戻り、タイに留学中の高校の同期と再会しその後ネパールへ。
カトマンズでのインドビザ取得に向け(非常に時間がかかり面倒という評判)着々と準備中。
では、また。