セカイ見聞録

~とある大学生の世界一周・人との出会いの記録~ Since2014.7.1

月の谷&間欠泉を堪能する@アタカマ砂漠

 
 

リアルタイム

現在はチリのリゾート地ビーニャデルマルに滞在中。物価はやや高め。

 

カリフォルニアの海岸サンタモニカ並みの整ったビーチ沿いの光景を見て改めてチリの経済発展ぶりを実感している。

 

 

 今回は世界三大砂漠の一つ、アタカマ砂漠について。

 

 

ボリビア〜チリ国境越え(ウユニ〜カラマ〜アタカマ間移動)

 

ウユニ〜カラマ移動のバスは朝4時発になる。BUSES FRONTERA社で130ボリ(約2200円)、所要11時間。

 

ボリビア出国のイミグレで1時間30分、チリ入国のイミグレで1時間ほど待たされた。

 

ボリビア出国の際にボリビア入国時にもらえるカードを紛失して300ボリ(約5100円)の賄賂を要求され、困っていた日本人がいた。(自分が持っていたカードの裏には「カードをなくすと出国が遅れるが、罰金は無し」と書いてあったのでその点を主張し、日本大使館に連絡して訴えると助太刀をした。その後、賄賂は50ボリとなって事なきを得た。)

 

またチリ側の入国の際は生もの(果物など)を無申告で持ち込むと罰金(1万〜2万)があるので注意。コカの葉も厳禁なので注意したい。

 

 

カラマ〜サンペドロ・デ・アタカマ間の移動はTUR BUSで3000ペソ(約600円)、所要1時間30分。

1日数便あるようだが2月のベストシーズンのため直近の時間帯のバスの席はフルで22時の便になってしまった。

 

 

世界三大砂漠の一つ、アタカマ砂漠

アタカマ砂漠を観光する起点になる街サンペドロ・デ・アタカマ。

ここは完全に富裕層が訪れるリゾート地と化していて物価がめちゃくちゃ高い。

1泊700円程度で済んだウユニの宿。こちらアタカマでは安くても1泊2000円くらいする。アタカマに降り立って物価にショックを受ける旅人も少なくないとか。

 

水もサンティアゴに行けば1.6リットル100円くらいの銘柄を買えるが、アタカマの街では同量で200円以上の銘柄しか置いてなかったりする。

 

 

 

 そんなアタカマの街は「ドラクエの街みたい」と一部で噂されていて

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こんな感じの平屋建てが続く閑散としたものだ。

 

 

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こんな廃墟の塀の内側の木の下で「ロトのよろい」が見つかりそうな気がする。(※初期のドラクエ1しかプレイしたことないので最近のドラクエ話についていけない) 

 

 

ちなみにアタカマ中央部では旅行代理店揃いでツアーの集客をしている。

 

このアタカマ砂漠を楽しむにはツアーに参加するのが一般的。

日帰りで名所を巡るツアーから1泊2日の星空ツアーから2泊3日でウユニに抜けるツアーまで各種ある。

 

 

今回は月の谷ツアーと間欠泉ツアーに参加することに。

 

 

月の谷ツアーに参加

 

16時開始の月の谷ツアーに参加することに。費用は8000ペソ(約1600円)、所要4時間ほど。

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入場料が別途必要で3000ペソ(約600円。学生は2500ペソ。国際学生証でもOK、日本の学生証の写メでもOKだった。)

 

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チリの学生の夏休みとかぶる時期でチリの学生の姿が多く見受けられた。(中南米の3Cの一国であるチリは美人揃いだった)

 

 

 

 

月の谷は砂漠の中に突如として現れる。

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岩の表面には潮の結晶が付着していた。どうやら太古の昔ここは海底だったらしい。

 

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面白い地層をみせる。高校時代の地学の授業でいけば切削型の地層に見える。

 

 

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なかなかの景色。

 

 

 続いて砂漠の方にも行ってみた。

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そして日没時間20時過ぎに合わせてサンセットポイントを訪れる。

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グランドキャニオンのような光景。非常に美しかった。

 

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「コヨーテの岩」でマーさんと2ショット。

 

 

 

自分「景色がめちゃくちゃ綺麗じゃないですか!ここは恋人と来たいですね!!!!」

 

 

 

 

マーさん「…(無視)」

 

 

 

 

 

…ぜひ、皆さんは恋人と訪れて欲しい。笑

 

 

 

間欠泉ツアーに参加

 

続いて朝4時スタートの間欠泉ツアーに参加。18000ペソ(約3600円)、所要8時間。

 

 入場料は5000ペソ(約1000円。学生は2000ペソ)

 

 このツアーが早朝に催行されるのは理由がある。

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早朝の寒い時間帯でないと間欠泉の煙が見えにくいからだ。

 

 

ちなみに砂漠の厳しい気候を体感する。日中は40度近い気温も朝は0度近くまで下がる。

 

寒さで眠気は吹っ飛んでしまう。

 

 

 

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活発に吹き上がる間欠泉。 

 

 

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間欠泉のまわりは一応石が積んであるが急な噴射などで火傷をする人もいるようだ。

 

 

 日が出てからは簡単な朝食がふるまわれる。

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参加者のほとんどはチリ人。(※ペルー〜ボリビアの黄金ルートでは多くの日本人、ひいては外国人観光客がいた。しかしアタカマ砂漠ではそれらの人数は急激に減り、チリ人、アルゼンチン人がほとんど。)

 

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この寒さの中で飲むコーヒーはうまかった。

 

日も昇りきって暖かくなってきたところで別のスポットに移動。

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なんとここには温泉があった。

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水着を持ってきていなかったので足湯だけに留めていたが少しぬるかった印象。

 

続いて立ち寄った湿地帯。

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 周囲を美しい山々が囲んでいる風景からわかるようにチリは山岳大国。

6000m級の山が国内にゴロゴロと存在する。

 

南米最高峰のアコンカグアもチリにある。

 最後にMachucaという村を訪れる。

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寂れた小さな村だった。

 

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村にある小さな教会。

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この村でリャマ肉の串焼きが2500ペソ(約500円)で売られていて物価の高さを実感するとともに、それをバンバン買っていく裕福なチリ人観光客を黙って見つめていた。
 
 
こうしてツアーは終了。
 
 
 
アタカマ砂漠を満喫することができた2日間だった。
 
 
 
 
次回はチリのリゾート地ビーニャデルマルとアートが美しいバルパライソを訪れた話。
 
 
では、また。