黒煙漂うエルサルバドルへ!
グアテマラ〜エルサルバドル国境越え
朝9時にアンティグアを出てグアテマラシティーに向かい10時過ぎに到着。
グアテマラシティーのバスターミナルに降ろされる。12時30分発のking quolity社のバス(チケットには120Qと書かれていた)に乗り換えてエルサルバドルへ国境越え。
シャトルバスに乗っているため面倒な手続きもなくスムーズな国境越えだった。
黒煙漂うサンサルバドルの街
活気に惹かれ地元の飲食店に入ってみることに。
どうやらハンバーガーやホットドッグを専門に扱う店のようだ。
店内は地元のお客さんで混雑していた。
エルサルバドルはグアテマラやホンジュラスに比べて蒸し暑く、店内も暑苦しい。…まるでインドにいるような感じだ。
エルサルバドルを訪れる旅人は少ない。
こんなローカルな店に外国人が入るのは珍しいのか、周囲からの視線が痛いくらいに自分に集中する。
言葉が通じれば話しかけても良かったのだが、自分はスペイン語が話せないので笑顔(苦笑気味w)で地元民たちにあいさつする。
大きなハンバーガーが1.4ドル(約160円)。
サンサルバドルには同様のハンバーガーやホットドッグのお店が多かった印象。
※エルサルバドルはUSドルを通貨として利用している。
サンサルバドルの街の見所は本当に少ない。数少ない見所のカテドラルに行ってみた。
外見は地元の公民館が大きくなって天井にドームが付いたような印象。
画像: http://gigazine.net/news/20130512-homicidemurder-widening-gap/より。
白い壁も相まって殺伐とした印象のカテドラル。
それほど期待せずに中に入ってみると驚くことになかなかの美しさ。
外装でハードルを下げさせてから、ちょっといい感じの内装で期待を少しばかり上回り感動を生み出すカテドラル。なかなか賢いw
サンサルバドルの街中を歩いているとあちこちで目にしたのがショットガンを持った警官や警備員。
重装備の彼らが街のあちこちで警備しなければいけないほど、治安が悪いということだ。
第二の都市サンタアナへ
サンサルバドルからバスで1時間30分。 第二の都市サンタアナへ向かう。
極寒のクーラー付きで1.35$(約160円)と安かったのだが席が異常に狭く、前のおっちゃんが究極にリクライニングしてくるという状況。
バックパックは彼の究極リクライニングによって潰されるw
サンタアナに特に見所があるわけでもないが、中米を旅する者たちの間で有名なサンタアナの"最強の宿"に興味があった。
最強の宿の名前は Hostal La Casa Verde。
最強宿についての記事はこちらを参照。
http://s.ameblo.jp/kenyumi-jp/entry-11385517250.html
ドミ1泊10ドル(約1200円)。一番嬉しかったのは挽きたてのエスプレッソが飲めること。
こんな感じでエスプレッソマシーンで毎回コーヒー作って飲んでいた。
キッチンもスパイスからオリーブオイルまで何でも揃っていて料理が楽しい。プールやハンモックまであってエルサルバドルにいる気が全然しなかった(笑)
サンタアナの街を歩いてみる。
サンタアナのカテドラル。
外装がとてもかっこいい。
エルカルメン教会
これまた美しい教会。サンサルバドルの教会よりもサンタアナの方が良かった。
街を歩いていると「コンニチハ」という声が…
振り向いてみるとそこにはアイスクリーム売りのおっちゃんがいた。
おっちゃんはスペイン語で話しかけてくる。
「各国の通貨をコレクションしてるんだよ。」というような内容のことを話している様子。
日本円を持っていなくて申し訳なかったのでアイスを買うことに。
通貨コレクションがよほど好きみたいで、目を輝かせてコレクションを見せてくれる素敵なおっちゃんだった。
「中米はグアテマラ以南になると旅人が激減するよ」という前評判通り、エルサルバドルでは他の旅人に全然出会わなかった。これは治安の悪さと見所の少なさのせいかもしれない。
では、また。