ホンジュラスでおまかせカットしてみた
リアルタイム
ホンジュラス→エルサルバドル→パナマ→コロンビアと2回の乗り継ぎがあって「荷物がなくならないか」とか「接続がスムーズにいくか」などとやや不安に感じていた。
不安は見事に的中し見事にロストバゲージなう。笑
現在はボゴタの宿にてパナマに置いてかれた相棒(メインバックパック)を待っている状況。
この話は次回に置いておいて今回はホンジュラスでおまかせカットに挑戦した話。
エルサルバドル〜ホンジュラス移動
エルサルバドルの首都サンサルバドルからホンジュラスの首都テグシガルパまでTICA BUS社のバスで所要8時間、費用20$(約2400円)。
国境越えはバスの乗務員が乗客のパスポートを集めて、まとめてスタンプをもらう形式だったのでイミグレで並ぶ必要もなくスムーズだった。
※ホンジュラス入国時に入国税3$(約360円)を徴収される。
12時に出発してテグシガルパには20時着だった。治安が悪いのでタクシー利用は避けられない状況。
テグシガルパのTICAバスターミナルは治安の関係で数年前に郊外へと移動していたのでタクシーで宿まで向かう。
夜のテグシガルパは車は多いものの人通りは少ない。
途中で"リアル北斗の拳"のような世紀末感を醸し出したストリートを通った時は本当に怖かった。
※ホンジュラスの治安について一つの目安になるのがこちらの記事。
世界一危険な国サンペドロスーラを調べると本当にヤバかった (ホンジュラス共和国) | けんぼーライフログ
ホンジュラス第2の都市サンペドロスーラは世界一危険な都市としてまとめられている。
治安が悪い街に行くこともあって宿探しにも気を使った。事前の調べではバックパッカーが集まる安宿といったものは見つからなかった。
HOTEL GRANADAという系列の安宿(1泊200レンピーラ=約1000円という2013年の情報)に行ってみた。
値段を聞くと450レンピーラ(約2250円)とのこと。
結局、すぐ近くにあったHOTEL NANKINがWiFi有、シングルルームが250レンピーラ(約1250円)だったので、そちらに泊まった。(バスターミナルからのタクシー代は10$)
(地図上の☆のドロップピンが目印)
おまかせカットに挑戦
テグシガルパ中心部から少し離れたEstilos Baeber shopという店に訪れた。
この周辺には4〜5軒の理髪店があるが、他の店はドアが開きっぱなしで治安的には少し怖かったので、ドアがちゃんと閉まる店を選んだ。(我ながら選んだ理由がしょうもないものだと感じるw)
店内の様子はこんな感じ
客は鏡に背を向けてカットされる。この点はやや違和感がある。
メニュー表
今回はメニュー表の中で一番安い65レンピーラ(約325円)のカットをオーダー。
カット前、にいちゃんと1枚。
カットしてくれるにいちゃん、なかなかキマってる !笑
(前の客と同様に)客を鏡のある方と逆方向に座らせてカットする姿勢を貫くにいちゃん。
はさみやバリカンでカットを進めていき、仕上げには顔剃りまでしてくれた。
10分後、カット完了。
どんな変化があるかというとこんな感じ。
…至って普通。笑
(写真では前髪が横に撫でつけられているが、実際に前髪を下ろしてみるとごく普通な感じ)
街ゆくホンジュラスのメンズの髪型とは似つかない仕上がり。
※よく見てみるとカットしてくれたにいちゃんと同じ髪型だったw
テグシガルパ観光
3日間滞在したテグシガルパだったが治安が悪いコマヤエグラ地区にあるサンイシドロ市場などには行かなかった。
市内の中心部は多くの人で賑わっていた。
ただ、このような広場でもショットガンを持った警官4〜5人が警備していたのが印象的。
銀行の閉まっている日曜日に到着したため、広場の出店で両替してもらう。
広場にはカテドラルがあった。
強盗の恐れもあり
サッとカメラを出して・サッと撮って・サッとしまう、の3点に意識を集中した。
ドローレス教会
中心部から数分ほど歩いたところにあるこの教会。
広場にはスケボーしてる若者が多いなぁと思いながら歩いていると、道の向こうからおっさん(恐らくヤク中。彼の目は焦点が合ってなかった)が追いかけてくる。
不審に気づき早歩きで逃げてもそのままついてくる。「これは困ったことになったな」と思いつつ、近くにあった商店に逃げ込む。
店の人も事情を察したのかしばらく店にいさせてくれた。
相手がこの後何をするかわからない、得体の知れない恐怖に駆られた。幸いにもその後、おじいさんはどこかへ行ってしまった。
改めてドローレス教会を正面から素早く撮影。
すると近くのおっちゃんたちから呼ばれ、何やらスペイン語で話しかけられる。
身振り手振りから察するに
「この辺りは強盗が多いからカメラをリュックから出すな」
というような内容だと思う。
「ふむ、現地人に言われるからには本当に治安が悪いのか、気を引き締めなくては。今後テグシガルパ市内ではカメラをリュックから出さない。」
と誓ってカメラをリュックに閉まって立ち去ろうとするとまた呼び留められた。
「写真を一枚撮ってくれないか?」的なジェスチャーが読み取れた。
先ほど立てた誓いを早速破ってカメラをリュックから出して写真を撮ってあげたw
満面の笑みをGet!チェキがあればこの写真をあげられるのに…と思いつつも、挨拶をしてその場を去る。
このおっちゃんたちは日曜の昼間は広場で友達とだべって過ごしていたようだ。
他にも広場でくつろぐ人々の姿もあり、世界一危険な都市を抱えるホンジュラスの別の一面を伺えたホンジュラス滞在となった。
次回はコロンビア編。南米大陸1カ国目のスタートはロストバゲージの知らせだった。
では、また。