世界一陽気な工場見学@テキーラ村
リアルタイム
現在はグアテマラのアンティグアに滞在中。世界遺産に登録された街で非常にゆっくりとできる場所。観光地化されているのでローカルな屋台が少なかったりするのがたまにキズ。
メキシコといえば?
メキシコといえば闘牛、ルチャリブレ(覆面プロレス)などが挙げられるが
酒好きとして忘れてはいけないのがテキーラ。
グアダラハラから日帰りでテキーラ原産地として世界遺産に登録されているテキーラ村に行ってみた。
テキーラ工場見学ツアーへ
旅行代理店が主催しているグアダラハラ発のテキーラ見学ツアーは往復のバスなど込みで450ペソ(約3600円)。今回は個人で行くことにした。
(ちなみにグアダラハラからのツアーよりもテキーラ村に自分で行くほうが安く済む)
グアダラハラ郊外のバスターミナルからテキーラ村へは往復155ペソ(約1240円)、所要1時間30分。
テキーラ村は観光地化されており村というよりは小さな街といった感じ。
通り沿いに多くの土産物屋があり、そこでテキーラ工場の見学ツアーに申し込んだ。
費用は150ペソ(約1200円)、所要2時間30分ほど。
テキーラの原料
そもそもテキーラの原料とは何か?
テキーラは竜舌蘭(リュウゼツラン)と呼ばれる植物から作られる。
写真は竜舌蘭畑。
8年〜10年ほどかけて竜舌蘭を栽培し、上の写真のように収穫する。
実際にテキーラ精製に使われるのは地中に埋まった部分。大きいもので約100kgもあるそう。
※メキシコでは竜舌蘭のことをアガベと呼ぶ。
製造工程
収穫されたアガベは2〜3日かけて釜で加熱される。
その後アガベはこのような機械で粉砕されて…
アガベから抽出した成分をこのような貯水槽に貯める。
その後、2回にわたり蒸留して…
加水するなどしてアルコール度数を調整してできあがり。(1回目の蒸留でアルコール80%、2回目の蒸留で55%になるとのこと。2回目の蒸留で人体に有害な成分を除去しているらしい。)
陽気に試飲!
工場見学を終えた後はお待ちかねの試飲タイム。数々の銘柄を試飲させてくれる。
ここはひと思いに。
…なかなかいい感じ。日本で飲んでいたテキーラよりも断然飲みやすい。
特有の臭みがないのが大きいのかもしれない。
自然とテキーラが進む。いい飲みっぷりだね、とでも言いたげにニヤニヤと見つめてくるメキシコ人のツアー参加者たち。
多くの銘柄を試飲することができた。
「アガベ100%のテキーラだからうまいんだ」と胸を張るメキシコ人。
自分が日本で飲んでるテキーラの銘柄(Sauza)はアガベ100%ではなく特有の臭みがあり、ストレートだとやや抵抗がある。
このアガベ100%のテキーラならストレートもアリかも。
※ツアーではテキーラを炭酸水とオレンジライムで割ったカクテルも別料金(30ペソ=240円)で注文できる。これもなかなか美味しかった。
参加者たちが昼間っから陽気に飲んだくれる素敵なツアー。
ぜひ、オススメしたい。
日本でもアガベ100%の銘柄が新発売されたようだ。帰国したら試してみたい。
では、また。
サウザブルー/ブルーアガベ100%テキーラ新発売 [ウイスキー&バー] All About