半袖で楽しむメキシコ流クリスマス!
リアルタイム
現在はグアテマラのパナハッチェルに滞在中。ここは世界一美しいと称されるアティトラン湖のほとりの小さな街。
美しい湖はこれまでにインドのラダック地方にあるパンゴン湖やタジキスタンのパミール高原にあるツズクル湖などを見てきたので「今さら湖って言ったって…」とナメていたら本当に美しくて言葉を失った今日この頃。
パンゴン湖やツズクル湖とはジャンルの違った美しさ。静かな湖畔とほとりの3000m級の2つの山の組み合わせは良かった。パナハッチェルについては後日。今回はメキシコ第二の都市グアダラハラについて。
カンクン〜グアダラハラ移動
メキシコ東部ユカタン半島に位置するカンクンから北西部グアダラハラまでがトンデモなく離れている(メキシコは広い!)ため飛行機で移動した。
ポラリス航空を利用し、費用は2100ペソ(約17000円)、所要3時間。
(空港からグアダラハラ市内にシャトルバスで出てきたときには夜9時過ぎ。宿までタクシーを利用しようとしたが、英語の話せるメキシコ人カップルが親切にも宿まで車に乗せてくれた。こういうことに巡り会うと色々な不安・嫌なことを忘れて純粋に「旅していて良かった」って感じられる。)
キリスト教国、メキシコ
さてメキシコは敬虔なキリスト教国であるため街には多くの教会がある。
写真はグアダラハラ中心部に位置するTemplo Expiatorio。
キリスト教にとっての一大イベントであるクリスマスももちろん盛大に催しが行われる。
教会内部はクリスマスにふさわしい電飾が施されていた。
あっついクリスマス?!
さて12月半ばまでヨーロッパにいた自分にとってのクリスマスは
寒空の下、厚着をしてホットワインを飲んで体を温めたり、
こんな感じでクリスマスマーケットを楽しんだりといったものだ。
ここメキシコのクリスマスはどんなものだろうか、と思ってグアダラハラ市内中心部に足を運んでみる。
夜のイルミネーションはとても綺麗だ。
市内中心部にはスケートや
アイススライダーなどが無料で開放されていた。
服装を見てもらうとわかるように日中は25℃以上かつ強い日差しのメキシコでは半袖でクリスマスの催し物を楽しんでいた。ヨーロッパのクリスマスマーケットの雰囲気や人々の様子に慣れてしまうと少し違和感を感じる。(※このあたりは標高2000mくらいで朝晩は冷える。半袖の上に羽織るものがあるとベスト。)
スケートリンクにはオラフがいた。笑
この時期、雪とは一切無縁なメキシコでもクリスマス&雪という組み合わせを意識しているのだろう。
アトラクションが無料開放ということもあって長蛇の列。
ド迫力!オロスコの壁画!!
メキシコがスペイン統治下にあったときに独立運動のために立ち上がった人々がいた。
その中でもミゲル・イダルゴ司祭は独立運動初期の指導者だ。
グアダラハラ出身の巨匠オロスコによるイダルゴ司祭を描いた壁画がグアダラハラにあるハリスコ州庁舎にあると知って訪れてみた。
『立ち上がる僧侶イダルゴ』
まさにド迫力の壁画。
写真は階段の中腹から撮影したもので階段の手前から撮影すると以下のような感じ。
壁画が階段の天井全体に描かれているのがわかると思う。
芸術の素養は一切ないが、この絵は『伝わる』絵なのだと素人ながらに感じた。
他にもイダルゴ司祭が奴隷解放をしている壁画があり、なかなか楽しめた。
(結論:逆に言うとグアダラハラで楽しめるのはここくらい。…あとは特筆することはない、フツーの都市だった。笑)
次回はテキーラ村について。
では、また。