リヨン・光の祭典(に参加できなかった話)
パリ〜リヨン移動
パリとリヨンの移動には例によってバスで移動。所要6時間30分、35ユーロ(約5000円)。iDBus社を利用した。
リヨンで友人と再会
前回、再会を果たしたJosephineと同じワークキャンプで知り合ったArnaudがリヨンに住んでいるので2日間お世話になることに。
シャンパンを開けて歓迎してくれた。ここリヨンでも手厚いもてなしを受ける。
11月初旬にウズベキスタンからヨーロッパに飛んで一ヶ月近く。QOLの低い生活をしていた自分にとっては本当にありがたかった。
リヨン最大の見所
リヨンの街並は『リヨン歴史地区』として世界遺産に指定されており昔ながらの美しい街並みが残されていた。
リヨン観光は旧市街を1日かけて歩けば十分といった感じだろうか。
リヨン最大の見所はフルヴィエール大聖堂だ。
リヨンにはフルヴィエールの丘というものがあり、その丘の上にそびえ立つのがこの大聖堂であり、リヨンの象徴的な建物だ。
大聖堂の内部は非常に荘厳だった。30分ほど中にいたが非常に心が安らいだ。
自分の中ではリヨン滞在のお気に入りとなった。
光の祭典Fête des Lumièr
中世にリヨンがペストに苦しまされた時にリヨンの統治者たちが聖母マリアに祈りを捧げ、見事ペストが収まった。(1640年代半ばの頃。大聖堂ができたのは1800年代。)
その感謝の気持ちを込めてリヨンでは12/8(無原罪聖母の祝日)に聖母マリアに感謝の光を送る祭りが行われてきたのだ。(当時は家の窓際にロウソクの火を置いていた)
それが現代では数百万人の大規模な祭りと化し、この大聖堂の上に巨大なミラーボールを吊るしているのだからなんとも驚きである。
パーティーが今にも始まりそうな感じ。
このお祭りは12/8を含めて4日間行われる。自分が訪問したのは開催前の2日間。
もう1日滞在していればこの祭りに参加できたのだが、マルセイユ行きのチケットをすでに購入してしまったので参加は諦めた。笑
しかし、運良くリハーサルの様子を見ることができた。
いくら光の祭典といっても大聖堂の上にミラーボールを吊るすのは抵抗がある。
そう感じるのは自分だけではないはず。笑
プロジェクションマッピングされるサンジャン大聖堂。
フルヴィエール大聖堂については以下リンクを参照
ノートルダム大聖堂 (フルヴィエール) - Wikipedia
光の祭典についてはこちらを参照。去年の様子についてまとめられている。
【12月のイベント】 光の祭典 「Fête des Lumières 2013」 フランス/リヨン特派員ブログ | 地球の歩き方
リヨン散策
上の写真でプロジェクションマッピングされていたのがこの教会。ただでさえ美しい建物がさらに美しくライトアップされているのはなんとも圧巻だった。(運良くリハーサルを見れてよかった)
古代ローマ劇場
サンニジエ教会がお祭りでライトアップされると以下のようになるらしい。
(転載元リンク http://ja.wikipedia.org/wiki/ファイル)
非常に美しい。
このお祭りに参加できなかったことを今更ながら後悔する。
ついでとしてリヨンの旧市街の街並みについて。
坂道が多いがふと立ち止まって写真を撮りたくなるようなポイントがたくさんあった。
ヨーロッパは弾丸旅と決めていたので2日の滞在で次の街マルセイユに移動することに。
「この街でゆっくりと時間を過ごしたかったなぁ」と少し後悔。
これから訪れる方はリヨン旧市街の静かな雰囲気でゆったり過ごしてみるのはいかがだろうか。
次回はマルセイユ滞在について。
では、また。