セカイ見聞録

~とある大学生の世界一周・人との出会いの記録~ Since2014.7.1

絶品!クスコの市場メシ!!

 

リアルタイム

現在、ボリビアのウユニからポトシに移動してきたところ。ウユニ塩湖の青空、星空は最高だった。今後はウユニに戻って新月の星空に挑戦、その後はチリのアタカマ砂漠へ向かう予定。

 

(一緒に行動している先輩=マーさんの南米への適応力に驚くと同時になんで腹を壊さないのかと疑問に思っているところ。※食べると100%腹を下すと旅人の間で有名なゼリー、常温で3日放置したハムを完食して平気な顔をしている)

 

 

今回はペルーのクスコで出会った絶品料理 "Lomo saltado" について。

 

 

ローカル食堂を求め中央市場へ

 
クスコの一般的なレストランで食事をするとだいたい10ソル〜15ソル(約380〜570円)くらいになる。
 
 
 ペルーの物価からするとかなり高めと言えるが世界遺産の街、つまりは観光客が集まる街なので観光地価格なのだろう。
 
 
 しかし!!
 
 
現地人御用達の市場にある公衆食堂のようなところでわたくしシュン(21)はとんでもない絶品を発見してしまう。
 
その名も「ロモサルタード」。
 
値段は6ペソ(230円ほど)とかなり安い。
 
 
簡単に言えば牛肉と野菜を日本人好みの醤油ベースで味付けしてご飯の上に豪快に載せた一品である。
 
 
わかりやすく言えば
ロモサルタードは「ペルーの松屋」的な存在だと言うことができる。
 
 
 
唯一の違いは味噌汁が付く代わりにたまに変なゴミみたいなのが入っていること(笑)
毎日が異物混入事件である。日本のように髪の毛一本入っていただけで廃業に追い込まれていてはペルー経済はまず成り立たないだろう。
(以前、タジキスタンの食堂で飲み終わりのスープ内にハエが浮いていた時は絶叫した。)
 
 
そして作るおばちゃんが「余裕のタメ口」で接客してくれることである。お客様は神様なんて思ってもおらず、改めて日本のおもてなしの心の素晴らしさを実感した。
 
 
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中央市場内のこんな感じのお店で営業中。
 
 
 
 
しかしそれらを含めても味は絶品であった。ペルー料理は日本人の舌によく合うと言われており、自分はもうすぐ日本でペルー料理ブームが来ると勝手に予想している。
 
 
 
しかし一言にロモサルタードと言っても店によって味は全く違うので注意が必要だ。
 
 
 
自信を持っておすすめするのは食堂番号「835番」の店である。
 
いったい 何番まであるのかはわからないがとりあえず835番である。
 
 
 
 834番でも836番でもロモサルタードは食べられるがそれらは全く違う。絶対に835番だ。
 
ちなみに835番の店のロモサルタードがこちら。
 
 
 
 

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おっと失礼。

 

正しくはこちら。

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 ちなみに他の店でロモサルタードを注文した時にどうなったのかというとこうなった。
 
 
 一見、835番の店と同じように見える。しかし恐るべき違いが…
 

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…なんと肉が入っていないのだ。
ロモサルタードとは「ペルーの伝統的料理で肉と野菜の炒め物である」というgoogle先生の教えに反して肉が入っていないロモサルタードを提供する店が多くあったのだ。
 
 
この衝撃の事実について憤慨した自分はペルー消費者センターに通報しようと思った。
 
しかし、スペイン語が話せないことに加えペルーに消費者センターが存在するのか不明だったので通報は控えた。
 
 
また835番の店には遊び心が感じられる。試しに店のカウンターを見てみよう。
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この写真の中に一箇所不自然なものがあることにお気づきだろうか。
 
 
 
答えはこちらである。

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「…たまごが孵化しとるやん!」とツッコミをいれたくなるが安心してほしい、これは普通の卵に紛れたおもちゃなのだ。
 
 
 
 
ちなみにそこのおばちゃんに「シュンのブログを見た」と言えばサービスしてくれるかもしれないし、してくれないかもしれない。とにかく835番を忘れないで欲しい。
 
 
 
もしクスコに訪れた際には是非とも中央市場内の835番の食堂に足を運んで欲しい。それを口に運んだ瞬間からおふくろの味のような風味が口いっぱいに広がるはずである。
 
 
筆者も「ペルーの松屋」を再び食べることができる日を心待ちにしている。
 
 
 
では、また。