ペルー〜ボリビア国境越え!
リアルタイム
現在、ポトシに滞在中。今朝は「ポトシ銀山」として有名なセロ・リコ銀山ツアーに参加。過酷なツアーという前評判通りだった。
※標高4500mの銀山内の坑道の酸素の薄さにやられ坑道内に滞在した2時間はグロッキー状態だったw
セロ・リコ銀山ツアーの話はまた後日。
今回はペルー〜ボリビア国境越えについて。
クスコ〜ラパス間のバスチケット
クスコ〜ラパス間のバスは90ソル(約3600円)だった。バスの出発日の3日前に直接バスターミナルに行って購入したが、ハイシーズンだからか直近の日は満席だった。
バスは22:00頃にクスコを出て翌日4:00にプーノ着。1時間後に出発するバスに乗り換える。この辺りは標高が4500mくらいと高くて息苦しかった。
乗り換えたバスで9時頃に国境越え。
国境越え後にコパカバーナでグレードの低いローカルバスへの乗り換えがあった。
チチカカ湖にバスが差し掛かった時のこと。
バスは大きなボートで湖を渡る。しかし乗客は降ろされて2ボリビアーノ(約34円)のボートで湖を渡らなくてはならない。
湖を渡るバス。
ラパス到着後に両替をしようと考えており、ボリビアの通貨ボリビアーノ(以下、ボリ)を持ち合わせていなかった。
同じバスの乗客は早々にボートに乗り込んでいたので、ボートの運ちゃんには「ボリがなくてボートのチケットが買えない。同じバスで来ているからほんの少しだけ待ってくれないか?」とお願いして待ってもらうように交渉。
急いでボートのチケット売り場に行って、おばちゃんに「USドルでチケットを買えないか?」とお願いしたが「ん、ドルって何?おいしいの??」といった感じで埒があかなかった。
チケット売り場の2Bsの文字がなんとも恨めしく見えてくる。
そんな時にボートが行ってしまう。湖の岸に駆け寄って「同じバスだから待ってくれ〜」と叫ぶが「Amigo,no problema」とだけ言い残して対岸に行ってしまった。
「…」
寂しげなマーさんの背中が取り残された気持ちを代弁している。
その後すぐに、アメリカ人の旅人が話しかけてきた。彼は1ドル=6ボリで両替をしてくれてなんとかチケットを買うことができた。
同じバスの乗客は先に対岸に向かってしまったので急いで対岸に向かわないとバスに乗り遅れてしまう。「早くボートを出してくれ!」と焦る気持ちでボートに駆け寄る。
しかし、ボートには乗務員2人しかいない。
出航は遥か先のことのように思えた。
乗務員「おい。ジャパン、行くぞ。」
なんと乗客わずか2人でボートを出してくれた。
意外な展開に驚くマーさん。
「すごく親切でありがたいけど、さっきのボートを少し待ってくれたら1回で乗客みんなを運べたっしょ!」というツッコミを飲み込んで対岸への到着を待つ。
対岸に着いてさっきまで乗っていたバスを必死に探す。
なんとかバスを発見して無事ラパスに向かう。
結局、バスは予定より1時間30分遅れの14:30にラパスに到着。
"14:00に空港で待ち合わせ"と約束していた高校の同級生、Daisukeを迎えに行く。
1時間遅れで空港に駆けつけ、感動の再会。
※Daisukeは写真左。
じゃなくて写真右。左はゲイっぽいけど女性にモテモテのポーランド語の先生とのこと。空港で再会した時の写真を撮り忘れたのでポーランドに留学中の写真を勝手に使用。
空港から市内へのタクシーは所用30分、45ボリ(約780円)
こうして大学の先輩マーさん、高校の同級生である大佑を加えた3人旅が始まる。
次回はラパスにある月の谷について。
では、また。