セカイ見聞録

~とある大学生の世界一周・人との出会いの記録~ Since2014.7.1

フィッツロイ1泊2日トレッキング

リアルタイム

現在はエルカラファテに滞在中。先ほどペリトモレノ氷河を訪れたがその壮大さを実感。

 

今夜のフライトでブエノスアイレスに飛ぶ予定。(※一昨日にあったLAN航空のストライキの影響を少しばかり危惧していたが、今夜のフライトには問題ないようだ。)

 

 

今回はエルチャルテンにてフィッツロイのview point目指してトレッキングした話。

 

プエルトナタレス〜エルカラファテ〜エルチャルテン移動


 
プエルトナタレス〜エルチャルテン直通のバスはなかったため、
ひとまずプエルトナタレス〜エルカラファテ間を移動することに。所要5時間ほど、15000チリペソ(約2900円)。
 
チリ〜アルゼンチン国境越えはスムーズだった。
 
 
その日のうちにエルカラファテ〜エルチャルテン移動。
 
所要3時間、235アルゼンチンペソ(約2350円)。TAQSAというバス会社を利用。
 
※アルゼンチン側に入ってバスの値段が高くなったのを実感…
 

 

 トレッキング1日目



エルチャルテンで有名なフィッツロイ山。
 
 
 
アウトドアブランドパタゴニアのモチーフとなったことで有名な山。
 
 
 
 
エルチャルテンの街から登山道へと向かう。
 
(今回はテント一晩135ペソ、ガスバーナー、一晩25ペソでレンタル)
 
 
 
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街中を少し歩くと街のはずれにフィッツロイへの登山道がある。(※登山道は3つのルートがあるようだが今回は最も一般的な登山道を選ぶことに。)
 


 
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 入り口はこんな感じ。
 
 

 
 
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 注意書きがあった。(難易度は中級〜上級と書いてあったが、4〜5時間で目的のview pointまで行ける。つまり、そんなにキツくない。)
 
 

 
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地図はこんな感じ。
 
 

 
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さて、登山開始。
 
 
 

今日の目的地であるキャンプ地までは8km。(※フィッツロイが拝める展望台までは10km)
 
 
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途中の風景。周囲には美しい渓谷が広がる。
 
 
 
 
 
 
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4kmほど歩くと途中のview pointに到着。
 


 
特に悪路もなく歩くこと2時間。7km地点までやってくる。
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キャンプ地まで残すところ1kmだが、ここで天候が悪くなってきた。
 


 
パイネ国立公園並みの風速20m級の強風に吹き飛ばされそうになるもなんとか進む。
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そしてようやくキャンプ地に到着。
天候は荒れ気味。
 

 
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吹き付ける強風対策として木をテントの周りに積むことに。
 


 
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2回目のトレッキングのためアウトドアでの自炊にも慣れてきた。
 
 

この日は早めに就寝。


 
 
翌日は朝6時に起きて日の出のフィッツロイを狙う予定。



しかしめちゃくちゃ寒くて眠れない。


キャンプ地から2〜3kmに氷河があるくらいだから、キャンプ地は当然のように寒い。


そしてあり得ないレベルの強風。


なかなか眠れないがとにかく目を閉じることに。


あー、明日晴れるといいな。


 

トレッキング2日目

 

朝6時に起床。

昨晩は寒さで何回も目を覚ますがなんとか夜を越したことに安堵。


 

外は暴風雨。これではview pointまで登ってもしょうがないということで朝日のフィッツロイは諦めることに。
 
 
 
天気が少し落ち着いた正午ごろにキャンプ地を出発。

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昨日までの8kmに比べるとview pointまでの残り2.8kmは少し険しい。

 

 少しばかりの強風だったが天気は良い方だ。

 

キャンプ地から歩を進めること1時間。

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ついにフィッツロイが見えてきた。

 

この岩山を越えるとフィッツロイを一望できるview pointが待っている。

 

 

しかし、ここにきてとんでもない強風。

 

風速30mはあろうかというくらいだ。

テレビの台風中継なんてチャチに見えるくらいの強風。

 

吹き飛ばされそうになりながら前傾姿勢で岩山を進む。

 

歩くこと10分。

 

ついにフィッツロイの姿が。

 

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美しい眺め。しかしフィッツロイに雲がかかってしまっている。

 

 

 

強風の中、待つこと1時間。(写真手前の湖の白波が強風を物語っている)

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やや雲が晴れた感はある。(写真中央の一番高い山がフィッツロイ。)

 

 

残念なことに雲は完全には晴れず、これがこの日で一番いい眺めだった。

 

 

 

※ちなみにパタゴニアのロゴがどんなものかド忘れしたので下山後に調べてみたらこんな感じでしたw

 

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http://www.patagonia.com/jp/homeより

 

 

せっかく登った割には「パタゴニアのロゴがこれなのか。」という実感はナシ。事前にこのロゴを目に焼き付けてから登山することをオススメします笑

(まぁ、絶景だったので文句はないのだが…)

 

 

 

次回はエルカラファテにあるペリトモレノ氷河を訪れた話。

 

 

では、また。