エチオピア北部の秘境で「ひとりメシ」した話
「世界一周ひとりメシ」を読んでみた
「世界一周ひとりメシ」とは1人で飲食店に入ることが苦手な著者が世界一周に1人で旅立ち、「ひとりメシ」を繰り広げる話。
(下記リンク参照)
Amazon.co.jp: 世界一周ひとりメシ (幻冬舎文庫): イシコ: 本
この本がなかなか面白い
先日、友人に誕生日ということでプレゼントを渡した際に、友人から「これ読むといいよ!」といって逆にもらったのがこの本を読み始めたきっかけ。
これが非常に読みやすい本で面白い。
各国の店員のビミョーな接客であったり、店内が現地人で溢れかえる中に日本人がひとりメシする時の注目される具合などは本当に旅人あるあるだ。
実はひとりメシが大好き
この事実には昨年のちょうど今ごろに気付いた…
昨年、アフリカ大陸縦断と銘打って一ヶ月間、アフリカ6カ国を一人旅した。
アフリカの旅は自身にとって初の一人旅だった
(初一人旅&バックパッカーでアフリカ選ぶなんてバカスwwwwという批判は甘んじて受けよう。現地で会う旅人にも同じことで釘を刺された。)
初一人旅に備えて「ひとり」に慣れようとアフリカの旅の出発まで4ヶ月間ほど「ひとりメシ」をすることにした。
舞台は大学のキャンパス。
昼休みに誰か誘って昼食をとることが多かったが、4ヶ月間「ひとりメシ」を極力実行した。
まず、どうだったか、結果から言おう。
すっごいラクだった。笑
そりゃあ、もう周りからみれば「コイツぼっちなの?かわいそうw」って思われているような気がしたけど、慣れてみればどうってことない。
「ひとりメシ」中は訪問国の下調べをしたり、ビザの申請について調べたり、飲み会などのスケジュール調整したり色々時間を有意義に使える気がして…
それ以来「ひとりメシ」常連になった(笑)
New view point
もちろん、飲み会でワイワイやる時間・空間も大切にしたいとは思うし、人と関われるそういう時間が好きだ。
今後もそういう時間は大切にしたい。
ただ最近まで大学生をやってた自分からすると(現在フリーター生活4ヶ月目に突入)
「大学でひとりでいるところを知り合いに見られるのがツラい」と感じている人は意外にも多いんじゃないか?と思う。(下記リンク参照)
京大食堂「ぼっち席」は現代の救世主? 男女問わず学生いっぱいです : J-CASTニュース
なんかそんな雰囲気が今の大学(少なくとも自分が通ってた大学には)にはある気がする。
しかし、そんな自分も一度「ひとりメシ」を堂々とすれば抵抗はなくなった。
旅が他人の目を気にする感覚を削ぎ落とす第一歩に
旅に出れば周りは知らない人ばかり。
アフリカの旅では現地人に紛れて日本人一人がこんなミニバスにぎゅうぎゅう詰め(ワンボックスカーに10〜15人乗車)になって移動した。
もちろん、現地人からジロジロ見られることは必至。笑
ただ周りの目を気にする必要はない。なぜなら彼らは自分がどこから来たか、どんな地位・肩書きにいるか知らない人なのだ。
誰の目を気にするのか?
一ヶ月のアフリカ一人旅から帰国して感じたこと、
それは「自分のことを本当に気にかけてくれる人の目だけを気にしよう」ということだ。
自分のことを大してよく知らない人の目、評判を気にして気疲れすることにうんざりしていたことをアフリカの旅を通して発見した。
"好きなことをやればいいじゃん!
そりゃあ大きいプロジェクトや何かを成し遂げたかったらよく知りもしないで批判する人はいるさ。
誰だか知らない人の批判を気にしてる時間なんてもったいない!"
…というのが最近の持論です。
※注;気の知れた知人からの批判はいったん受け入れた方が無難です。笑
ここでようやくタイトルに関連した話を
さて、エチオピアひいてはアフリカというとどんなイメージだろうか?
以下の写真のような赤茶けた大地?土作りの家?
こんなイメージを覆すようなオシャレなレストランがエチオピア北部の秘境にある。
まさにジブリの世界のようなレストラン。
スコットランド人のおばあさんオーナーが経営していて内装も完璧。Wi-Fi完備。
一日で数回、停電に悩まされるが、それはこのレストランの非ではなくエチオピアの問題。笑
宿から20分の距離にあったがWi-Fiが使えるとあって結構通った。
一食600円ほどなので大衆食堂で100円で済ませられるエチオピアの物価からすれば高級レストランにあたるだろう。
ランチ・ディナーと「ひとりメシ」をしていたが3回ほど通ううちにいつのまにか旅仲間ができてしまった。
というわけでこれを読んでいるみなさんもぜひ「ひとりメシ」をしてみてはいかがだろうか?