微笑みの国タイで口論勃発!
激おこぷんぷん状態
やや怒りのエントリー。
つい先ほどタイ人とバトル(というよりは意地の張り合い)があった。
※本エントリーは「ただのくだらない意地の張り合い」です。それほど期待しないでお読みくださいw
国境越えの寝台列車待ち
寝台列車は20時発で今は15時なので時間つぶしをする必要があった。
時間潰しをするには全く適していない。
駅から歩いて2分のところにWi-Fiクーラー付きの店を発見。
周辺の雰囲気からすると唯一の設備が整った飲食店だろう。
ちなみにこんな感じの店。
設備に文句はない。
周辺の店の低クオリティからすればむしろ最高だ。
…ではなぜバトったのか?
それはWi-Fiを巡る熾烈な口論があった。
(この時点ですでに「Wi-Fiなんてどうでもいいじゃん」と感じている方も多いはずw ただ、自分としては譲れない部分があった。 …話を続けよう。)
店に入ると英語が話せるオーナーから
「Wi-Fi使用には最低でも200B(約600円)の支払いが必要だ」
と言われた。
時間潰し&夕食を兼ねて入る店ではあるが、まだ15時。
「夕食は18時まで食べたくない。というより食べないわ、こんな時間に!(激怒)」という心境だった。笑
以下のようなやりとりがあった。
オーナー「ダメだ。それはできない。」
自分「え、マジか。(心の声:あんた、アタマ硬いねー!後で注文するって言ってるじゃん)」
自分「じゃあ夕食でオーダーするものを今、紙に書くからそれで200B越えたらWi-Fiのパスワードを教えてくれ。」
オーナー「…(無言)お、おう。」
こういったやりとりの最中、ずっとオーナーは面倒くさそうにしていたのが印象的。
200Bを超えるように紙に書いた。
※タイで一食600円を超えるって世界一周するバックパッカーにとっては大出費だが
それでも4時間ほどの時間潰しにWi-Fiクーラー付きは譲れなかった。
コーラには[now]、他のメニューには[17:30]と紙に書いて、後から持ってくるようにウェイターに頼んだ。
オーナーはその紙を見て200Bを超える注文をしたのでWi-Fiパスワードを教えてくれた。
料理が出る前でも200Bを超える注文をしていればWi-Fi使用許可が出たということだ。
ここまでは順調。思い描いたシナリオ通りだった。
だが、ここから騒動は勃発する。
悠々とネットサーフィンをしていると、5分後にコーラと同時に水が出てきたのだ。
コーラには[now]と書いていたので何ら問題はない。
問題は水。水は他のメニューと一緒に[17:30]と書いたので15:30に出されてはまずい。
「…これはウェイターと意思疎通できてない可能性がある。(ゴクリ)
でもこれで料理が出てきたらオーナーとバトるのも楽しいからいっか。
まだ旅立ちから一度も嫌な思いをさせられてないし、ここらで経験するのもアリだな。」
そんな楽観的な考えでいたところ、10分後に夕食のために選んだ料理が出てきたのだ。
OMG!!!
この時間に夕食は食べられない。いや、断じて食べない!
自分「…ゴゴゴゴ
これはバトル勃発や!(何故か関西弁w)」
オーナーに事のあらましを説明。自分が書いた紙を見せて店側の非を主張した。(失望した、という態度を見せつつ。)
こちらの主張は正しい。(勝利を確信してひたすらドヤる自分w)
衝撃の行動
するとオーナーがトンデモナイ行動に出る。
オーナー「よし、じゃあ17:30にもう一度夕食を出してやろうじゃないか。しかし、その時まではWi-Fiは使わせない。」
Wi-Fi「プチッ(接続が切れる)」
自分「…(愕然)」
自分「(さっきは料理が出て来る前でも200Bを超える注文をしていればWi-Fi使っていいって言ってたのに、そっちのミスで何で態度を変えるのか。明らかに理不尽。)」
オーナーの大人気ない態度に激怒した自分はもちろん不満を爆発させた(笑)
結局、飲みかけのコーラ代40B(約120円)だけの請求になる。
ただ、最後まで謝罪の言葉はなかった。 「お前、俺に対して謝罪の言葉はないのか」とオーナーに迫っても、向こうは取り合わなかった。
※もちろんここは日本と違うのでそんな言葉が聞けるとは期待してもないのだが。もちろん、気が済まなかった。
というわけで今回の旅で初めてちょっとしたトラブルに遭遇した。
今回の件はたかがWi-Fiについての単なる口論にすぎなかったが
概して言えること、
それは海外において自分の主張を通すことは非常に重要だと思う。
自分が生きる幅、シリンダーをいかに守っていくか。
日本みたいに「どうぞどうぞ」なんて姿勢でいたらいくらでもカモられる。
日本人お得意の苦笑いでごまかすのではなく「No!!!」とキッパリと主張することが重要だ。
もちろんそのような優しい心を忘れてはいけないが、相手がその気ならこっちも対抗するぞ、という気持ちがないと厳しい。
そして自分の主張を通すことと同様に重要なのは他人の主張を聞き入れること。
相手の主張があまりに理不尽ならば、今回の件のように怒ってもよい。
もし分かり合えたら今回の件はハッピーエンドだったのになー(笑)
今回の件はただの飲食店での口論なので割と好き放題やれたが、事情が変われば危ない目に遭うことも。
国境の入国審査官や軍人とのやりとりでは注意が必要だ。
ある国の国境では彼らは賄賂を要求してくる。頑なに拒むと荷物チェックをわざと厳しくしたり、入国拒否など嫌がらせをしてくる。
先のことを考えるなら多少の妥協は必要といったところか。
ここで感じたこと。
筋を通すのって案外、難しい。
特に海外、話は飛んで会社組織とかでもこれからある程度の妥協は必要なんだろうなー。
これから15時間後に5カ国目ラオスに到着予定。
では、また。