セカイ見聞録

~とある大学生の世界一周・人との出会いの記録~ Since2014.7.1

海外で作れる日本食ランキング!

リアルタイム

エルサルバドル第二の都市サンタアナに滞在中。

明日は中米で最も治安が悪いとされるホンジュラスへの国境越えということでやや落ち着かない今日この頃。

 

パナハッチェル〜アンティグア移動

グアテマラでは有名な"チキンバス"というローカルバスにのって移動する。

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車体はかなりボロい。車内は現地人で大変混雑していて観光客が乗るような雰囲気のバスではない(笑)

2人がけの席に3人が座ったりして、まるでインドの列車を思わせた。

 

所要3時間〜4時間、費用は35ケツァール(約540円)

 

世界遺産の街アンティグアでのんびり過ごす

 
世界遺産の街アンティグアでは日本人宿のペンション田代に宿泊してのんびりと過ごしていた。
 
 
 
 
キッチンの設備がしっかりしていたので、日本食を作って他の宿泊者とシェアすることもしばしば。
 
 
 
 
 
日本にいる友達から「日本食が恋しくないか?」とよく聞かれることがある。
 
 
 

答えは言うまでもなくイエス。

 

 

ランキングを発表する前にこれまでの200日に及ぶ旅での食事情を振り返ってみる。

 
 

旅人の食事情(東南アジア編)

 
 
世界一周を西回りでしている自分にとって旅のスタートは東南アジアだった。
 
 
 
おいしいベトナム料理、タイ料理、そしてカレー尽くしのインド料理。
 
 
インドまでの2ヶ月半はそこまで日本食が恋しくなるということはなかった(日本料理屋で外食しても1食500円以内で済む。オススメはネパールの日本料理屋。本当にレベルが高い。)
 
 
 
なぜなら東南アジアや南アジアは料理が美味しい国々が多く、外食しても安く済むので「日本食を自炊しよう…」という考えに至らなかったからだ。
 
 
ところがその後、事態は一転する。
 
 

旅人の食事情(中央アジア編)

 
かつて遊牧民族だった中央アジアの国々の料理のメインは羊肉。
 
中央アジアにいた初めの1週間は羊肉を美味しく食べていたが、
 
 
①料理のバリエーションが少ない
 
 
②料理が身体に合わない
 
 
という以上の2点に気付く。
 
 
①については中央アジアに住む人々からは反論がありそうだ。バリエーションが少ないわけではない。
 
 
ただし旅人の立場からすれば①は誰もが感じることだと思う。
 
 
 
街角の安食堂に入ってメニューを見る。実に多くの品目が書いてある。
 
これはラッキーだと思い、
ロシア語で全然読めないけれども定番のあの3品(羊肉の炊き込みご飯的なプロフ、トマトベースのうどん的なラグマン、羊肉の串焼きのシャシリク)以外を指差して注文する。
 
 
 
店のオバちゃんの返答は決まって「それは準備してない」的な困った顔。
 
 
「…いや、だったらメニューに書くなよ。」という気持ちを抑え泣く泣くいつもの3品のうちどれかを食べる。
 
 
 
②料理が身体に合わない=腹を下すことが多くなる
 
 
これは自分も、そして自分の周りの旅人も経験した。お腹を下す=食中毒というのではなく、料理が身体に合わないという現象。
 
 
おそらく原因は羊肉の脂によるものかと思う。 
 
 
定番の3品は脂っこい。そして屋台で出ているピロシキ、サモサも揚げ物なので脂っこい。
 
 
 
このあたりから割と本格的に日本食の自炊を始めるようになった。
 
 
 
 

旅人の食事情(ヨーロッパ編)

 
おまけとしてヨーロッパについて。
外食するととんでもなくお金が飛ぶヨーロッパ。
 
長期旅行で節約したかったので、できるだけ自炊していた。
 
 
そんな中で編み出した海外でも作れる日本食について。
 
 
 
 
お待ちかねのランキング。
 
 
 
 
 
 
 

第3位

 

天ぷら

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必要な材料は
衣のタネ…水、小麦粉、(人によっては+αで卵)
 
 
具材…お好みの野菜。オススメはジャガイモ、カボチャ。
 
あとは揚げるための油。
 
 
 
油を大量に使う大掛かりな料理なので、1人ではなく3〜4人でシェアするとき向け。
 
 
 

第2位

 

親子丼

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必要な材料は
タレ…水、砂糖、醤油、だしの素
 
具…たまねぎ、鶏肉、卵
 
 
醤油はたいていはどこの国でも手に入る。アジアンマーケットでだしの素が手に入れば買っておくことをオススメする。
 
 
 

第1位

 

キュウリの塩漬け

え??と虚を突かれた方も多いはず。予想外の第1位はキュウリの塩漬け。
 
必要な材料はここに書くまでもなくキュウリと塩。これだけ!
 
(塩漬けというよりはただ塩をまぶしてもんだだけのカンタン料理。)
 
 
なんだかんだ言ってシンプルイズベスト。
 
 
 
中央アジアで食べた料理の中で一番美味しかったのが、キュウリの塩漬けだったww
 
 
 

番外編

割と見落としがちなカンタンにできる日本食について。
 
 

①鮭の塩焼き

滞在している国で鮭を売ってたらぜひ試してみてほしい。
イギリスに交換留学中の友達の家に行った時にこれが出てきて感動した…
 
 
 
 

②じゃがバタ

 
じゃがいもとバターがあれば作れる。じゃがバタは日本食というカテゴリーの中ではそこまで存在感がない(他の国でもじゃがいもとバターを使った料理は数多くある…)ので意外と盲点かも。
 
 
 
※ちなみに自分はバックパックの中に塩、醤油、照り焼きソース、だしの素を入れていて手の込んでない日本食なら自炊できるようにしている。
料理に便利なめんつゆはアジアンマーケットで目にするものの、開封した後の保存がきかないので買っていない。
 
 
 
 
 

アンティグア散策

最後におまけとしてアンティグア散策の写真を。世界遺産の街なので観光客が多く、治安も良さそうな印象を受けた。
 
 
 

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アンティグアの街を一望できる場所。ここは強盗がでるそうで頂上では警官が配備されていた。
 
 
メルセー教会

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メキシコ、グアテマラと旅をしてきてクリーム色の教会をよく見るようになった。
 
 
 
 
 
マクドナルドの外装もこんな控えめな感じに。

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街中の廃墟が歴史を感じさせる。

 

 

次回はセムクチャンペイで洞窟探検した話について。

 

では、また。